2007-01-01から1年間の記事一覧
うわーい。このテンポで二十六話とかやられた日には死んでましたね。すげえよガイナックス&プロダクションIG。はっきりとは写っていませんが、本谷ユキコは可愛いんじゃないだろうか。あーあれは手抜きというより手間がかかる作業なんだなあ、そういえば…
どーしてこの作品を借りようと思ったのかもう忘れた。しかしまあ、ここまで弾けた作品とは思っていなかったなあ。えろえろですよーと思わず呟くような場面があるかと思えば、ちょっと古い空気出してんのになんでこんなに新しいの!? と呻くような場面があっ…
へっへっへ。書影も出ないから何の本か分かるまいて。川上稔が電撃作家を使って遊びまくった一作。キチg(ry一歩手前を書かせたら氏の右に出るものはいねェ──。今回は章扉の言葉が比較的ストレートだったかな、と思います。ポエミーじゃないというか何と言う…
ぶわー。旅をする少年(性別違う?)を描いておきながら、続編を考えないオチに吃驚しました。せっかく続けられそうな空気醸していたのに、勿体無い。設定の根幹に関わる部分を使ってしまったのか北山。大盤振る舞いだな! ネタバレとか言うな! これで続編…
自分にとっては最初の30ページくらいが鉄壁でしたが、なんとか退治、否、対峙することができました。これだけのスケールで人間を描けるなんて凄い。生きることの難しさや辛さ、読んでいる自分の前にあるそういう事象全部を吹き飛ばす力を持った文章に憧れる…
単発では難しい小ネタを、連作短編風に仕上げて書いたのでしょうか。歌野歌野しているんですよ。でも歌野歌野しているのに、最後の最後で歌野手前で寸止めなんです。わかるかなあ、わかんねえかなあ。おじょうちゃんにはむずかしいかもしれないねえ(幼女の…
各作品単発で見ると面白いんだけど、最後にまとめようとするのが潔くないというか、まとめようとしたあたりからいやらしさが見えてきたというか。お菓子の話が面白いというのは同意。バイクの話が普通にいいと思う。この手の絵柄で奇抜な話描かないのは妥当…
「ビスクビイ夫人と大佐のコート」が一番ですかね。名作は色褪せない、という真理を見出しそうになります。ブラックな短編は素直に騙される……うーん、騙されるっつか、下手に先読みしないでおくのがいいんではないでしょうか。オチが分かったからといって、…
正直なところ、この並びに歌野が入っているのが理解できないんですが、ちょっと誰か解説してくれないかなあ。知らない作家なら別にきにならないんだけど、なまじっか歌野の本を読んでいるだけに。人に薦めるなら「コイン」が一番いいと思います。昭和くさい…
狼と香辛料 (4) (電撃文庫)作者: 支倉凍砂,文倉十出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス発売日: 2007/02/10メディア: ペーパーバック購入: 5人 クリック: 75回この商品を含むブログ (259件) を見る支倉凍砂センセイ、買いましたよ。なんとな…
あー、こういうのを書く人だったのか。もっと読んでもいいかな、と思う。なあんとなく、で伝えるのではなく、すぱっとはっきり言ってくれるので、安心して読めます。それを、仄めかすのが下手と捉えることもできますが、これくらい素直に教えてくれると、と…
父親、愛、古本(詩)、と三点を軸に進んでいく、謎を孕んだ連作短編集。後書きにありますが、詩的な要素を抑え込んで、難解さをできるかぎり排除して、広く読まれるように書いたのではないかな、と想像します。それでも溢れる情感は圧倒的。読んでいること…
この本を読んで、何度も、何度も思ったのが、「私は読書に対して、川上稔の書いた本に対して、きちんと本気で向き合っているのだろうか」という、もうなんか川上稔に影響され易い自分が如何にも思いそうなことでして。そう考えてしまうと、そう考え込んでし…
興味深いと言えば興味深いんだけど、女性が言う「なんとなく」の部分を延々見せられているようで、何とも居心地の悪い話でした。まあ、そんなこと言えるほど女性と喋ったことないから、何言ってんだお前、てところでしょうが。『海の仙人』が会心の作だった…
三世代に亘って描かれる女性の物語。各々、時代背景をしっかり捉えていて、よく調べているんだなあと思わせる。家族ってこれくらいに似てないもんですよねー、と言いたくなるけど、似ているところもあったりしてね。ぬむぬむ。ちゃんとした読書をしていると…
事件が解決してませんが──。私はよかったと思うんだけど、駄目っつー人は駄目って言うしなあ。人が死んでもモノになるだけですよ、とか言いつつ、トーマが死ぬのはいい感じに書くじゃないですか。何ですか、思い入れの差ですかね。ネタバレ? んなもん読み終…
http://d.hatena.ne.jp/fujigawa/20061113(覚書) んふんふ。これはこれは、幾つもの読み方ができる作品ばかりですね。書くもの書くもの、エロさを漂わせているので、堪りません。飛氏の日記も合わせて読むと、ますます面白くなりますので是非。この本は絶…
ここでは滅多に日記なぞ書かないのですが、まあ更新自体が稀だと言われれば其の通り! と言ったところですが、表題の件について、如何なもんかな、と思いつつやってみました。 Vista野郎か──! とか詰め寄られても困ります。メイリオはVistaから搭載されるこ…
羨ましい。この生き様に憧れないなんて──とまでは言いませんが、ま、幸せ人生を歩んでますね貴方。求めるところ少なく、林の中の象のように。必要なものだけに囲まれて生きる。そうなれればいいな、と思いますよ、人も物も。常に一緒にいるのではなくとも、…
概ねサーラの人と認識していた(というか、私の中で山本弘と言えばサーラだった)のですが、まあト学会関係の仕事もぼちぼち読んでました。なので、これを書けるのは山本弘しか居ねェ──! というのがよく分かる(と思う)。単に神は居るのか/居ないのか、と…
こんなに旨い珈琲は珍しい。んー違うな。この値段でこの味──ありがとう、釣は取っておいてくれ。というような。もう一冊買っても全然オーケー。登場する女性が格好いいなあ。人の薦めが無かったら買わなかったと思うと、途端に怖くなりますね。表紙がかなり…