極上掌篇小説

正直なところ、この並びに歌野が入っているのが理解できないんですが、ちょっと誰か解説してくれないかなあ。知らない作家なら別にきにならないんだけど、なまじっか歌野の本を読んでいるだけに。人に薦めるなら「コイン」が一番いいと思います。昭和くさい空気が出てて、ちょっと懐かしい。これが分かるってのは、昭和生まれの特権ですよ、とか言ってみる。「永遠の契り」歌野晶午、「夜尿」車谷長吉、「それでいい」重松清、「globefish」矢作俊彦、「関寺小町」橋本治、の五作が良かったかな。全体にレベルが高いので、どこかに気に入る一作があるはず。

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