スプライトシュピーゲル?
出版社の違いが濃度の違いか。マルドゥックシリーズと比較すれば随分と「濃さを控えた」作品ですが、抑えていても冲方氏はこれくらいのテンションが出るのですね。記号を読み飛ばしていい、ってのはもっと早く言って欲しかった。各章の出だしがテンプレ的になっていますが、含意、というか内容と関連性を持たせない方が自分は好みです。まあその行為も作品自体の展望と絡んでくるわけで、どういう展開が待っているのか、期待しておきます。
スプライトシュピーゲル I Butterfly&Dragonfly&Honeybee (1) (富士見ファンタジア文庫 136-8)
- 作者: 冲方丁,はいむらきよたか
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2007/01/01
- メディア: 文庫
- 購入: 5人 クリック: 95回
- この商品を含むブログ (169件) を見る