コップとコッペパンとペン

ざく、ざく、と歪めてしまう手腕がすごい。手品師みたいですね。ざくざくの次はじわ、と捻ってみせる。奇術師みたいですね。各部分を見ると全くもって真っ直ぐなのに、集まった瞬間にトリックが生じる。そういう小説です。読むときはきちんと時間を確保して、一気にどうぞ。一旦止まってしまうと、変化していく様が捉えられなくなります。

コップとコッペパンとペン

コップとコッペパンとペン