アンダカの怪造学 1と2

風呂読み用の本として活躍する予定だったんですが、二巻まででもうお腹いっぱいかも。いちおう三巻まで持っているんですが、どこに行ったのかわからないし。正直なところ、そこは十年前に通り過ぎた──! というか、それは言い過ぎですけど、まあ五年は固いかな、と。怪造学会と伊依の意図の違いとか見えてきて面白くなりそうな気配なんです。なんですが、追い掛けたくなるほどじゃない。まだお小遣いで本を買っている、というくらいの方であれば、お薦めしようかな。面白くないわけじゃないけど、既出ですよ、といったところだな。川上稔みたいに高揚するものが無い、というのが、自分の中では物足りないんです。まあ、気楽に風呂で読めるから、もう少し粘ってもいいかもしれんがなあ。むむむ。これだけ長文書いてフォロー入れているあたりで察していただければ。
エナミカツミさん、二巻の扉イラスト、伊依の目がイっちゃってるんですがー。