少し変わった子あります

森博嗣が『注文の多い料理店』を書きましたよ、と説明すると一番正確じゃないかな。淡々と進められていく物語の中に森的ないつものやつが挟み込まれていて、これがまた毎度毎度呻きたくなるほど羨ましい。自分には無いからこそ羨ましい。僕は人が、というか女性がご飯食べているのを見るのが好きです、と言ったら嫌がられたことがあります。この本を読んで、そうか、ガン見するんじゃなくて、もうちょっと盗むようにして見ればいいのか、と気づきました。

少し変わった子あります

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