EDGE 2
『サマーバケーションEP』との繫がりを意識せずにはいられません。この<井の頭公園〜東京湾>の流れって、東京の人にとって何か意味のあることなんでしょうかね。ルビ振ったら隣の行と溶け込んでしまい、一行が認識しずらくなるのはよくありません。講談社文庫版なら改善されているのかな。話の方は東大生と幼女(少女? 区別がわからん)二人の逃避行なんですが、繋がってるような繋がっていないような、か細い糸を頼りに事は進んでいきます。読めば分かりますが、ストーリーの滑らかさには素直に脱帽。期待しすぎていなかったらもっと良かった。或いは、期待しすぎていたのに、これほど良いとは。
EDGE(2)?3月の誘惑者? (講談社X文庫ホワイトハート)
- 作者: とみなが貴和,沖本秀子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2000/06/02
- メディア: 文庫
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