EDGE 2

『サマーバケーションEP』との繫がりを意識せずにはいられません。この<井の頭公園東京湾>の流れって、東京の人にとって何か意味のあることなんでしょうかね。ルビ振ったら隣の行と溶け込んでしまい、一行が認識しずらくなるのはよくありません。講談社文庫版なら改善されているのかな。話の方は東大生と幼女(少女? 区別がわからん)二人の逃避行なんですが、繋がってるような繋がっていないような、か細い糸を頼りに事は進んでいきます。読めば分かりますが、ストーリーの滑らかさには素直に脱帽。期待しすぎていなかったらもっと良かった。或いは、期待しすぎていたのに、これほど良いとは。

EDGE(2)?3月の誘惑者? (講談社X文庫ホワイトハート)

EDGE(2)?3月の誘惑者? (講談社X文庫ホワイトハート)