2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

マイガール 2

こっぱずかしい本ですなあ。宇仁田さんの『うさぎドロップ』だっけ? あれと被る部分も無きにしもあらずなのですが、まあいいでしょう。今後も継続してチェキー。マイガール 2 (BUNCH COMICS)作者: 佐原ミズ出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2008/03/08メディ…

死神の精度

やるなあ、この面白さ。思わず一気読みです。ミュージック。この死神は日本専門なんでしょうかねえ。それともこの死神制度が日本固有のものだったりして。仕掛けが盛りだくさんなのでした。死神の精度 (文春文庫)作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: 文藝春秋…

君の歌は僕の歌

じいさん最強説。桜庭さんにしては面白くない方だと思う。絵がヤスダスズヒトかあ、ふーむ。君の歌は僕の歌―Girl’s guard (ファミ通文庫)作者: 桜庭一樹,ヤスダスズヒト出版社/メーカー: エンターブレイン発売日: 2002/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: …

ARIA 12

お、終わった。恥ずかしい台詞のオンパレードだったこのシリーズ、結構好きな部類に入ります。やっぱ漫画は十二巻前後で終わるのが、追いかける身としては丁度いいですよねえ。絵が可愛いから次も楽しみにしております。ARIA(12) (BLADE COMICS)作者: 天野こ…

空中飲茶飯店 上

うーん、上巻はさほど面白くなかったかなあ。しかしまあ、設定はなかなか読ませるものだと思います。下巻でどこまで面白くできるのか。正直な青年が汚れた大人たち(に囚われた人たち)を変えるっていうのは、少々ありふれているのでもうちょっと違う筋で読…

古道具 中野商店

浮世離れした古道具屋でのお話。これは幸せな物語なのではないか、と思います。最後がまた幸せを匂わせていますよね? ある種の幸運に支えられた人たちだと思います。ちょっと羨ましい。古道具 中野商店 (新潮文庫)作者: 川上弘美出版社/メーカー: 新潮社発…

聖少女

面白ーいよ。ずぶずぶと「日記」に嵌っていくととても楽しめます。「日記」の中の未紀と「現実」の未紀、その仕掛けが明かされたときにこの面白さは伝わるのだと思います。主人公も結構無茶なことをする奴だよなあ。これは少女を描いた作品ですが、視点は少…

巨娘 1

木村紺さんですが『神戸在住』と芸風が違いすぎます。ホテルに入って「ゴゴゴゴゴゴゴゴ」とかどういう話かと。お兄さんはリアルには絶対有り得ませんが、漫画としてはアリアリですね。あと、トオルがキ印でイカす。巨娘(1) (アフタヌーンKC)作者: 木村紺出…

死者のための音楽

怪談? 雑誌の「幽」に収められていたらしい短編の集合。ホラーというには優しすぎる。装丁が格好ええので、それだけでも買いではないでしょうかね。ペイズリーがね。帯が乙一なんですが、噂では自画自賛という話です。山白朝子短篇集 死者のための音楽 (幽…

ペンギンの憂鬱

ペンギンの名前はミーシャです。ペンギンじゃないミーシャも出てきますが、ソーニャが残ります。ニーナは子守が役目のはずですが妻のような子です。面白いので会社で広めようと思います。クレストブックスにしては読みやすいような気がします。訳が見事です…

トライガンマキシマム 14

ついに、ついに終わったこの物語。一体何年かかったんだろう。あーもーこの感覚は無印の頃から(つか1巻発売当時から)追いかけているオレだけのものだぜ! とか言ってみる。そんなわけはありませんが。ラブアンドピース。トライガン・マキシマム 14 (ヤング…

乱暴と待機

壊れているなあ。壊れているが、愛だなあ、と。愛してるってどういうことかわかんねえけど、それっぽいなあ、と。なーんとなく。人を愛するって、僕にはさっぱり。乱暴と待機 (ダ・ヴィンチブックス)作者: 本谷有希子,鶴巻和哉出版社/メーカー: メディアファ…

赤×ピンク

この時期にファミ通文庫版ですよ、やあー。角川文庫版でナオコーラさんが書いていますが、「まゆ」が主にあっての物語だよなあと思います。この段階でもおもしれーのに、今はもうどんだけ面白いんだって話ですよ桜庭さん。赤×ピンク (ファミ通文庫)作者: 桜…